三重県多気郡明和町にある 小林農産ふるさと会館(明和町立図書館・明和町立歴史民俗資料館)のホームページです

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2024年蔵書点検終了!

カテゴリ : ■ふるさと会館より


みなさま、お待たせいたしました。
長らく休館をいただきまして、無事に今年も蔵書点検が終わりました!

毎年ご理解とご協力をいただき本当にありがとうございます。
点検で休みとは聞いていても、実際にはどのように点検しているのかご存じの方はあまり多くないかと思いますので、今日のブログでは今年の蔵書点検の様子をご紹介いたします。






5/21~
蔵書点検期間、まずはスタッフそれぞれがハンディ機器を持ち、手分けして全ての棚の資料のバーコードをスキャンしていきます。
個人差はありますが、1人6000~8000冊、中には10000冊の資料を1日でスキャンするベテランスタッフもいます。
序盤は、「わたしは一般書架いきます!」「児童書架から始めます」「書庫入りますね」と、それぞれお互いの作業を邪魔しない棚から始めていきますが、例年終盤は3.4人で書庫にぎっしり。

みんな今年も頑張るぞ!と意気込んでいますが、高い位置でキープする腕やしゃがみっぱなしの脚に、徐々に疲れがたまってきます。



5/28
無事に全ての資料を読み取ると、図書館システムに読み取ったデータを取り込みます。
そして、データをもとに本来の棚とは別のところに返っている資料を探し出し、本来の棚に返していきます。

それが終わると次に、不明資料(貸出状態ではないが点検時にスキャン出来ておらず行方不明となっている資料)も探していきます。
6/1時点では、今年の不明資料は7冊でした。


スタッフ総出で不明資料探しに繰り出し、棚の奥に入り込んで見えなくなっているもの、後から返却された資料の中に入り込んでしまったもの等、「君そんなところに居ったんかー!」と言いたくなる資料が発見されます。
1人ではうっかり目を滑らせてしまうこともありますが、複数人で探すと目の付け所も違うので、サッと見つけられることもあります。



5/29~5/31
点検終了後は行方不明の資料を探しつつ、スタッフミーティングやテーマコーナーの入れ替えを行い、開館の準備を整えていきます。
特設コーナーも新しくなっておりますので、ぜひお手に取ってみてください。







今年は蔵書点検に併せて、図書館システムの更新も行われていたので、スタッフはてんてこまいでした。
新しいシステムに慣れず、貸し出しや返却などカウンターでの対応でもいつもより少しお時間いただいてしまうことがあるかもしれません。
申し訳ございませんが、お理解のほどよろしくお願いいたします。


スタッフ用のシステムだけでなく、皆さまお持ちのパソコン、スマートフォンから閲覧できる図書館システム(OPAC)も新しくなっております。
「新しくなって操作が分からない」「使ってみたがおかしいところを見つけた」という場合は、お気軽にスタッフにお申し付けください。
2024-06-04 11:00:00

2024年蔵書点検のお知らせ

カテゴリ : ■ふるさと会館より

ゴールデンウィークも終盤ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

明和町立図書館は本日も開館中です。
ゴールデンウィーク明けの5/7(火)は、休館日ですのでお気を付けくださいね。(5/6(月)は開館します)



さて、当館では毎年5月末に特別蔵書点検を実施しております。

特別蔵書点検とは?……いわゆる棚卸作業です。本のバーコードを1冊1冊全てスキャンし、本が正しい棚にあるのか、行方不明になっている本がないか等を確認する作業をしています。


今年は5/20(月)~5/31(金)の期間で実施しますので、この期間は図書館は休館となります。
もう読んでしまった本を返却したい!というときはブックポストをご利用ください。※

また、今年は蔵書点検と並行してOPAC(図書検索システム)の更新が行われます。
そのため、5/19(日)の閉館後~6/1(土)開館時まではOPACも使えません
OPAC更新後はURLが変更されますので、OPACを直接ブックマークしている方はご注意ください。



※特別蔵書点検期間中の返却ですが、以下の資料はブックポストには入れず、
 6/1(土)開館以降に直接カウンターにお持ちください
・大型絵本
・CD、DVD付きの資料
・他の図書館から借りている本




ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。



2024-05-04 10:07:02

本屋大賞2024発表されました!

カテゴリ : ■ふるさと会館より


学生の方も社会人の方も、少しずつ新しい環境に慣れ始めるであろう今日この頃…今年も、ついに本屋大賞の大賞作品が発表されましたね!



今年の大賞作品は宮島未奈さんによる『成瀬は天下を取りにいく』新潮社 ( F /ミ )でした。
おめでとうございます!

書店員さん含め、多くの読者の心を摑んだこの本の主人公は、タイトルにも名字が使われている成瀬あかり。
成瀬の将来の夢は200歳まで生きることだそう。
いつだってスケールの大きい成瀬に、気づけばあなたも虜になっているかも?


既に当館でも注目度急上昇中で、予約が次々に入っております。



ちなみに続編の『成瀬は信じた道をいく』も今年の1月に刊行されています。
『成瀬は天下を取りにいく』から数年後のパワーアップした成瀬も読みごたえ抜群です。



その他ノミネート作品も全て、注目の本コーナーを展開しておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。(貸出中の場合もございます)





本屋大賞ホームページ
https://www.hontai.or.jp/


2024-04-13 15:17:32

新年度のおすすめ本

カテゴリ : ■ふるさと会館より

あっという間に2024年度がスタートしました。
入学、進級、就職をして、新しい環境での生活が始まった人、環境は変わっていないけど新しい仲間が増えた人、いつもと変わらない日常を過ごしている人、皆さん人それぞれの4月を過ごしていることでしょう。


今日は新しい環境での生活が始まった人向けのおすすめの本を紹介したいと思います。



【一般書】

『ひとり暮らしスタートガイドブック』
河野 真希 坂本 綾子 国崎 信江∥監修 ナツメ社 590 /ヒ / 

引っ越しが終われば終了ではなく、むしろそこからがスタートのひとり暮らし。
住み始めてからの料理や洗濯などの家事や、防災・防犯対策もしっかり紹介されています。
初めてのひとり暮らしで少しでも不安がある人はぜひ一度読んでみてください。



『新入社員、会議についていけません。社会人を悩ませるビジネス用語集』
全日本ビジネス用語検討委員会∥製作 Gakken  336 /シ / 

エビデンス、コミット、イニシアチブ等々…聞きなれていない人からすると日本語で言ってくれた方が早いのに!と感じるビジネス用語ってありますよね。
そんなビジネス用語を、漫画と共にわかりやすく解説した1冊です。
「あ~あるある」といった共感や、「あの時だから伝わってなかったのか!」という気づきが得られるかもしれません。



『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本 引っ張ってもついてこない時代の「個性」に寄り添うマネジメント』
竹内 義晴∥著 翔泳社  336 /タ / 

自分が新しい環境に入るわけではないけど、新しく部下や後輩ができるという人向け。
もちろん人それぞれ考え方は違いますが、それとは別で育った時代環境の違いからなかなか分かり合えない…!ということも出てくるかもしれません。
これだから若者はと決めつけてしまうのでなく、違う考え方の相手をどのように理解したら良いかを考えさせてくれます。



『子どもをひとり暮らしさせる!親の本 大学生を支える物と部屋と心の準備』
主婦の友社∥編 上大岡  トメ∥絵 主婦の友社  377 /コ / 

ひとり暮らしをする本人ではなく、これからひとり暮らしをする子どもがいる親に向けて書かれた本。
もちろんひとり暮らしをする本人も不安がいっぱいでしょうが、送り出す親側もあれこれと心配が浮かびますよね。
体験談や失敗談といった実際に経験した先輩たちの声も載っており、参考にしたい1冊です。



【児童書】

『いちねんせいになったから!』
くすのき  しげのり∥作 田中  六大∥絵 講談社  E /タ / 

いちねんせいになったから、ともだちひゃくにんできるかなとドキドキしているりゅうたろうくん。
どうしたらみんなとともだちになれるのかなあ?



『いけいけ!しょうがくいちねんせい』
中川  ひろたか∥ぶん 北村  裕花∥え 小学館  E /キ / 

はじめてのしょうがっこう。
ランドセルもぼうしも、なにからなにまであたらしくてピッカピカ!ランドセルをせおったじぶんもピカピカしてる!
ふあんでドキドキしたときは、このえほんをよんで、ふあんなきもちをふっとばそう!



『ようちえんのいちにち』
おか しゅうぞう∥さく ふじた ひおこ∥え 佼成出版社  E /フ / 

ようちえんではおうたをうたったり、おそとであそんだり、おべんとうのじかんもたのしみだなあ。
みんなのようちえんとおなじところやちがうところもさがしてみてね!



『中学校ってどんなとこ? 楽しい中学生活のヒント大全』
升野 伸子∥監修 世界文化ブックス K 376 /チ / 

中学校ってどんなところかな?部活があったり、定期テストがあるって聞いたなあ……怖い先輩がいたらどうしよう!と不安な気持ちの人は読んでみよう。
楽しく中学校生活をおくるためのヒントがたくさん載っているよ!




気になる本はございましたでしょうか。

他にも、児童一般共に3類の棚に仕事・職場に関連する本や学校に関連する本が多くございます。
新しい環境にいち早く馴染みたい!と思っている方は、本からヒントを得てみるのも一つの手かも知れませんね。

2024-04-02 12:44:20

祭りと言えば…

カテゴリ : ■ふるさと会館より


4月も目前となりましたね。
進級、入学、就職など、新しい生活がスタートする方も多いのでしょうか。
最初からフルパワーで頑張るぞ!と意気込み過ぎると早々に疲れてしまいますので、程よく肩の力を抜いて頑張りましょう!



さて、突然ですが明和町に住むみなさんにとって、祭と言えば何が思い浮かびますか?
もちろん人それぞれ様々な祭が思い浮かぶと思いますが、大淀の祇園祭が身近な祭として思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

そんな大淀の祇園祭はなんと、2023年で270回目を迎えたそうです。何世代にもわたって、明和町の人々に親しまれてきた祭と言えるでしょう。



2023年、三重県で古くから親しまれている歴史ある祭を後世にも伝えていくため、抽選で選ばれた小学校~高校の児童生徒たちによる「みえ祭協力隊」が発足されました。
そして彼らが実際に祭を見学、地域の祭の担い手の方々への取材などを行ったそうです。

【三重のお祭りアーカイブ】https://www.omatsuri.pref.mie.lg.jp/  にて、祭の見学や取材の調査結果が発表されています。
大淀の祇園祭にも子どもたちが実際に参加して、その迫力を味わってきたようですよ。



現在明和町立図書館ではお祭りアーカイブに関連して、階段前にてあっちでもこっちでも!おまつりたくさん!ミニコーナーを展開中です。


コーナーにある日本や世界の祭の本を読んで、行ってみたい祭や、自分で開催してみたい祭をぜひちょうちん柄の用紙に書いてみてください。
壁面に大淀の祇園祭をイメージしたミニ神輿がありますので、その周りに用紙を貼って祭をにぎやかにしていこう!

2024-03-16 16:39:28

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