カテゴリ : ■きょうのふるさと会館
もうすぐ『防災の日』が今年もやってきます。
101年前、関東大震災の起こった9月1日が防災の日と制定され、防災意識啓発の役割を担っています。
今年8月8日に起こった宮崎県沖の地震により、制定以降初の南海トラフ地震臨時情報が発表されました。
いつかは来ると言われている地震ですが、いざこのような情報が発表されると不安でしょうがなかったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
結果的に1週間の注意期間に南海トラフ地震は発生しませんでしたが、改めて日頃の備えの必要性を感じるきっかけとなりました。
注意期間を過ぎたから防災グッズは片づけよう!ではなく、不足しているものは今のうちに補充しておいたり、災害発生時にすぐ手に取って避難できる場所に置いておくなど、今できる備えをしておきましょう。
今回のブログでは防災関連の本を一般書・児童書に分けて紹介していきたいと思います。
〈一般書〉
『自衛隊防災BOOK 自衛隊OFFICIAL LIFE HACK CHANNEL』
マガジンハウス∥編集 (マガジンハウス) 369 /ジ /
危機管理のプロである自衛隊のみなさんのテクニックが詰め込まれた本です。
日頃の備えから始まり、災害発生時の対処法、その他様々なトラブルに見舞われた際に役立つノウハウが学べます。
知っているのと知らないのとではやはり心の余裕も変わってきます。
『シニアのための防災手帖』
三平 洵∥監修 (産業編集センター) 369 /シ /
近年の台風や大雨などは、過去に例を見ないほどの被害となることもあります。
「今まで雨で家が浸水したことなんてないから大丈夫」「家にいれば大丈夫でしょ」では命に危険が及ぶかもしれません。
正しい知識と情報で、自分で自分の身を守れるよう備えましょう。
『園と保育者の防災防犯大全 子どもと保育を守る! 』
国崎 信江∥著 (Gakken) 376 /ク /
幼稚園、保育園などの場における防災、災害発生時の対応について詳しく書かれた1冊。
保育関係者だけでなく、一般家庭でも参考になる項目もたくさんあります。
〈児童書〉
『防災ハンドメイド 100均グッズで作れちゃう!』
辻 直美∥著 (KADOKAWA) K 369 /ツ /
家に防災グッズがない!でも大丈夫。
身の回りにあるもので防災グッズが作れるよ!
おうちの人とそうだんしながらつくってみよう。
『ぐらぐらゆれたらだんごむし!』
国崎 信江∥監修 Meg∥絵 (東京書店) U E /メ /
じしんがおきたとき、どうしたらいいのかみんなはしっているかな?
ねこさんたちと、じしんがおきたときのだいじなことべんきょうしよう!
『どこがあぶないのかな? 危険予測シリーズ 4 ぼうさい』
渡邉 正樹∥監修 池田 蔵人∥イラスト (少年写真新聞社) K 374 /ド /4
もしも地しんや大雨がおきたとき、守ってくれる家族や先生がまわりにいなかったら?
いざと言う時に自分の命を守れるように、身の回りのあぶない場所を知っておこう。
今回紹介した本以外にも災害や防災に関連する本を所蔵しています。
ぜひ自分に合った本を読んでみてください。
2024-08-22 16:17:54