三重県多気郡明和町にある 小林農産ふるさと会館(明和町立図書館・明和町立歴史民俗資料館)のホームページです

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2023年、職業体験!

カテゴリ : ■ふるさと会館より


10月11日(水)~10月13日(金)の間、明和中学校の生徒さん3名が職業体験に来られていました。
カウンターでの貸出や返却の対応や棚への返却、としょかん市に出す本のバーコードはがし、本のコーティング作業等、3日間の間に様々な図書館でのお仕事を体験していただきました。

3名とも初日は緊張した面持ちのでしたが、日が経つにつれて緊張もほぐれていったようで、お互いにコツを教え合いながらがんばってくれていました。



色々な作業を体験していただく中でも、棚への返却作業は決まり事も多く、皆さん苦戦していたようです。

と言うのも、図書館の本はNDC(日本十進分類法)という分類方法を使って、本の内容毎に分けられています。
本の背表紙に貼ってある、背ラベルという表のようなシールにそれぞれの本の分類が記されており、それを見てその本がどの棚のどこに置くべきものなのかが分かるようになっているのです。
そのため、背ラベルを無視して本来あるはずの棚とは全く違う棚に返してしまうと、次に読みたい人が探せなくなってしまうので、本を返すだけでしょ?と思いきや実は結構重要なお仕事。

図書館スタッフは日々の仕事の中で徐々に分類の決まり事も覚えていけますが、職業体験など短期間の決まった日数しか来られない人たちは一気にギュギュっと覚えてもらうことだらけで、本当に大変だったと思います。


3日間慣れない環境、慣れない仕事で大変な中ありがとうございました!



最後に、それぞれ1人1冊ずつ、図書館の中でおすすめの本を選んでもらい、おすすめの本コーナーを作成していただきましたので紹介したいと思います。
現在カウンター前の長机にて展示中です。






写真の左から、

『かいけつゾロリあついぜ!ラーメンたいけつ 』 原 ゆたか∥さく え (ポプラ社) K913/ハ/30

『猛毒をもつ生き物たち 毒とは何か?その正体と効果、目的がわかる 』 橘 和夫∥監修 (誠文堂新光社) K481/モ

『さよならも言えないうちに 』 川口 俊和∥著 (サンマーク出版) F/カ/4



この3冊とも貸出の可能な本ですので、ぜひお手に取ってみてくださいね!






2023-10-14 16:32:23

芸術の秋

カテゴリ : ■イベント・展示のご案内


10月に入りました。

一体暑さはいつまで続くのやら…と思っていましたが朝晩が一気に涼しくなってきましたね。
今年の夏の暑さは本当に体力を削られる暑さだったので、ようやく秋の到来!と嬉しい気持ちになります。



さて、10月と言えば秋、秋と言えば食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋など様々な「○○の秋」が親しまれていますよね。

みなさんは今年の秋、「こんな秋にしたいな」「私はスポーツの秋にチャレンジ!」など目標はありますか?


ここは図書館として読書の秋をオススメするべきですが、現在ふるさと会館2階の特別展示室では、『郷土の芸術 絵画展』が催されていますので、芸術の秋をオススメしたいと思います!

自分で絵を描いたり、何かを造ってみるのももちろんとっても素敵なことですが、いきなり自分で何かを造るのはハードルが高い…と思われる方は、芸術鑑賞から芸術にふれ合ってみませんか?









『郷土の芸術 絵画展』では、地域の方による、見どころ溢れる9点の絵画を展示しております。
展示は10/29(日)までとなっておりますので、ぜひ期間中にご観覧くださいませ。

なお、特別展示室の隣は多目的室となっており、自習に来られる方もいらっしゃるため、お静かにご勘案いただきますようお願いいたします。







そして最後に、図書館なのに本の方がおまけになってしまいますが、「読書の秋」についてお話ししたいと思います。
まずはみなさん、燈火親しむという言葉があるのをご存知でしょうか。

『図説俳句大歳時記』P.201より
燈火親しむ(とうかしたしむ) 
解説:秋涼の日が続くとともに、読書欲も旺盛になる。そのうえ、秋の夜は長く、読書には絶好の季節である。



この言葉は、時代を遡って中国の唐の中頃、韓愈(かんゆ:韓退之とも書かれる)が息子である符(フ)につくった「符、書を城南に読む」という詩の中にある、
燈火稍く親しむ可く」という一節からきている言葉です。


詩の中で韓愈は、「雨も上がり涼しくなり始めたから、郊外の村に行って灯りの下で書物を開くのが良い」と、息子に読書を勧めています。
この詩が日本にも伝わり、「燈火親しむ」が様々な俳句に引用され秋の季語として定着していき、読書といえば秋!というイメージになっていったようです。






耳馴染みのある「読書の秋」ですが、ここ数十年の間でうまれた言葉ではなく、数百年も前の中国の詩が由来とはびっくりですよね。

そんなわけで、読書に絶好の季節、ぜひ絵画展をご観覧の後はお気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか。





2023-10-04 14:16:34

9月は世界アルツハイマー月間

カテゴリ : ■ふるさと会館より



突然ですが、9月は世界アルツハイマー月間として制定されていること、皆さんはご存知でしたか?


1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマーデー」と宣言し、アルツハイマー病等に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらす事を目的としています。
(厚生労働省ホームページより)






アルツハイマー病や認知症、よく耳にする単語ではありますが、どのぐらい知っているかと聞かれるとはっきり答えられる自信がありません。
皆さんはどうでしょうか?



日本では認知症高齢者の数が、2025年には約700万人(65歳以上高齢者の約5人に1人)に達するとの予測がされているそうです。
5人に1人と言われると自分や周りの人も発症する可能性も十分にあります。
そう思うと、よく知らないなあと他人事でもいられませんよね。



   






今年も、ふるさと会館では1階エントランスにて、認知症に関係する所蔵本や、ご自由にお持ち帰りいただける資料を設置しております。


自分が認知症にならないためにできること、周りの人が認知症になった時にどうしたらいいのか、等のヒントがきっと見つかります。
所蔵本はもちろん貸出も可能ですので、気になる本がございましたらお手に取ってみてくださいね。




エントランスに出ているものの他にも、主に一般向け書架の4類[自然科学]の棚にも関連の本がございますので、
ご興味のある方はそちらもぜひご覧ください。










1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
わが国でも公益社団法人「認知症の人と家族の会」がポスターやリーフレットを作成し、認知症への理解を呼びかけるなどの活動を行っています。
(厚生労働省ホームページより)



2023-09-13 17:32:40

2023年9月特別展示『ちりめん細工展』

カテゴリ : ■イベント・展示のご案内

9月に入り、少しずつですが朝晩には冷房がなくとも過ごしやすい気温になってきましたね。

図書館の中でも、テーマ―コーナーや、児童室の壁面のディスプレイから秋らしさを感じます。




ふるさと会館では9月1日より新たな特別展示が始まりました。

現在、ちりめんお細工物倶楽部の皆さんによる『ちりめん細工展』が開催中です。

展示室いっぱいにたくさんの作品を展示していただいており、その数の多さ、作品の細やかさに圧倒されてしまいます。







1つ1つじっくり見ていると、時間があっという間に経ってしまいそうですね。


9月24日(日)までの展示となりますので、ぜひこの機会にご覧ください。

隣には多目的室があり、学習などに利用される方も多くいらっしゃいますので、お静かに観覧していただきますようお願いいたします。




最後に、ふるさと会館では現在、エレベーターが故障中のため利用ができません。
お手数をお掛けしますが、階段をご利用いただきますようお願いいたします。

エレベーターの復旧の目処がたっておらず、特別展示の観覧を含め2階をご利用の皆様にはご不便をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。

階段を上がる際にサポートが必要な方はスタッフがサポートをさせて頂きますので、お申し付けください。


今後ともふるさと会館をどうぞよろしくお願いいたします。




2023-09-08 12:02:07

8月のコーナー紹介

カテゴリ : ■ふるさと会館より


気づけば8月、夏真っ盛り。毎日とっても暑いですね。


今も感染症対策としてマスクを着用されている方は多いですが、この時期は熱中症も気を付けないといけません。
マスクをしていても人気のない場所で外したり、水分補給を定期的に行うなどバッチリ対策していきましょう。




それでは月が替わったということで、新しくなったコーナーがありますのでご紹介いたしますね。
もちろん暑い夏にピッタリなコーナーも設けています!



【一般書】


 水が私たちにもたらすさまざまなものやこと、影響について考えるきっかけになる本が多数揃っています。表紙を見ているだけでも涼しい気分になれること間違いなし!

知りたい、かんこくカルチャー 気付けば広がっている韓国ブーム。本の世界からブームをのぞいてみませんか?読んでいるだけで夏休みの旅行気分を味わえるかも?




【児童書】


へいわ 今年で終戦から78年。平和の大切さを伝える絵本を手に取ってみませんか?

あれも これも 科学 身のまわりのものから遠い遠い宇宙まで、実はあれもこれも科学が役に立っている!

へんし~ん 変身はヒーローがするだけじゃない!?身を守る変身、おいしくなる変身、楽しい変身…たくさんの変身があります!




気になるコーナーはありましたか?

他にもパソコンやスマートフォンから見られる、明和町立図書館OPACでテーマ別検索のページを見ていただくと、
歴代の直木賞・芥川賞や本屋大賞、こども向けページでは過去の課題図書など、様々なテーマで本を紹介しています。



外は暑すぎて出たくない!室内で涼しくのんびり読書するか~!
そんなあなたはぜひお気に入りの1冊を探しに来てみてくださいね。





2023-07-28 15:29:03

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