カテゴリ : ■ふるさと会館より
みなさま、お待たせいたしました。
長らく休館をいただきまして、無事に今年も蔵書点検が終わりました!
毎年ご理解とご協力をいただき本当にありがとうございます。
点検で休みとは聞いていても、実際にはどのように点検しているのかご存じの方はあまり多くないかと思いますので、今日のブログでは今年の蔵書点検の様子をご紹介いたします。
5/21~
蔵書点検期間、まずはスタッフそれぞれがハンディ機器を持ち、手分けして全ての棚の資料のバーコードをスキャンしていきます。
個人差はありますが、1人6000~8000冊、中には10000冊の資料を1日でスキャンするベテランスタッフもいます。
序盤は、「わたしは一般書架いきます!」「児童書架から始めます」「書庫入りますね」と、それぞれお互いの作業を邪魔しない棚から始めていきますが、例年終盤は3.4人で書庫にぎっしり。
みんな今年も頑張るぞ!と意気込んでいますが、高い位置でキープする腕やしゃがみっぱなしの脚に、徐々に疲れがたまってきます。
5/28
無事に全ての資料を読み取ると、図書館システムに読み取ったデータを取り込みます。
そして、データをもとに本来の棚とは別のところに返っている資料を探し出し、本来の棚に返していきます。
それが終わると次に、不明資料(貸出状態ではないが点検時にスキャン出来ておらず行方不明となっている資料)も探していきます。
6/1時点では、今年の不明資料は7冊でした。
スタッフ総出で不明資料探しに繰り出し、棚の奥に入り込んで見えなくなっているもの、後から返却された資料の中に入り込んでしまったもの等、「君そんなところに居ったんかー!」と言いたくなる資料が発見されます。
1人ではうっかり目を滑らせてしまうこともありますが、複数人で探すと目の付け所も違うので、サッと見つけられることもあります。
5/29~5/31
点検終了後は行方不明の資料を探しつつ、スタッフミーティングやテーマコーナーの入れ替えを行い、開館の準備を整えていきます。
特設コーナーも新しくなっておりますので、ぜひお手に取ってみてください。
今年は蔵書点検に併せて、図書館システムの更新も行われていたので、スタッフはてんてこまいでした。
新しいシステムに慣れず、貸し出しや返却などカウンターでの対応でもいつもより少しお時間いただいてしまうことがあるかもしれません。
申し訳ございませんが、お理解のほどよろしくお願いいたします。
スタッフ用のシステムだけでなく、皆さまお持ちのパソコン、スマートフォンから閲覧できる図書館システム(OPAC)も新しくなっております。
「新しくなって操作が分からない」「使ってみたがおかしいところを見つけた」という場合は、お気軽にスタッフにお申し付けください。
2024-06-04 11:00:00