カテゴリ : ■ふるさと会館より
今年も暑い夏が続きましたが、ようやく朝晩の涼しさがやってまいりました。
急な気温の変化により体調を崩しやすい時期でもありますので、体調管理に気を付けていきましょう。
さて、10月と言えばみなさんは何を思い浮かべますか?
スポーツの日、ハロウィン、食欲の秋などなど…人それぞれ思い浮かべるものは様々かと思います。
今回のブログでは10月の別名である神無月から、【神様】をテーマに挙げたいと思います。
そもそも神無月とは?
『三省堂国語辞典 第7版』 見坊 豪紀 他∥編 三省堂 p.285より
かみなづき〔神無月〕(名)〔文〕陰暦十月。かんなづき。〔諸国の神々がみな出雲に集まって、神がいなくなるためにこう呼ぶ、と言われる〕
10月は神様たちが島根県にある出雲大社に集まるため、他の地方では神様の居ない月、神無月と呼ばれているという説が有名ですね。
逆に神様が大集合する出雲地方では神在月(かみありづき)と呼ばれることもあるのだとか。
それでは、神様に関連するオススメ本を紹介していきたいと思います!
【一般書】
『シン日本の神様入門』
小野寺S一貴∥著 扶桑社( 172 /オ / )
日本の神話や、神様についてゆるく楽しくまとめられた1冊。
神様なんてまさに言葉通り雲の上の存在だと思っている人も、この本を読み終わるころには神様のことが少し身近に感じるようになっているかもしれません。
『すべての神様の十月』
小路 幸也∥著 PHP研究所( F /シ / )
八百万の神がいると言われる日本。物に宿ると言われる九十九神、福の神や貧乏神、はたまた死神まで。
それぞれの役割を持った神たちは、実は私たちのそばで力を貸してくれていることもあるかもしれません。
人気作家、小路幸也先生の心温まるシリーズ作品です。
『図解伊勢神宮』
神宮司庁∥編 著 小学館( L 175 /ズ / )
天照大御神をお祀りしている伊勢神宮。
江戸時代にはなんと日本の6人に1人はお伊勢参りをしたことがあると言われるほど、古くから全国的に有名な伊勢神宮ですが、みなさんは伊勢神宮のことをどこまで知っていますか?
伊勢神宮の起源、お祭り、そして伊勢の街のことまで、理解が深まること間違いなし!な1冊です。
【児童書】
『かみさまのめがね』
市川 真由美∥文 つちだ のぶこ∥絵 ブロンズ新社( E /ツ / )
10がつのいずもは、にんげんたちとかみさまでおおにぎわい!
よくみてみると、あつまっているかみさまのなかには、こまっているかみさまもいるみたい…
でも、ふしぎなめがねやさんのめがねをかけると、かみさまのおなやみもかいけつ!?
『いいからいいから 3』
長谷川 義史∥作 絵本館( E /ハ /3 )
「いいから いいから」がくちぐせのおじいちゃん。あるひ、みちでであったびんぼうがみを、いえにまねきます。
びんぼうがみをいえにまねいたら、びんぼうにならないのかなあ?ぼくやおじいちゃんたちのいえは、どうなっちゃうんだろう?
『古事記 そこに神さまがいた!不思議なはじまりの物語』
那須田 淳∥著 十々夜∥絵 岩崎書店( K 918 /ス / )
私たちが住んでいるこの日本は大昔にイザナギとイザナミという神様につくられたという言い伝えがあります。
他にも、伊勢神宮にまつられているアマテラスオオミカミや、その弟であるスサノオノミコトなどの神様たちが、どんなことをした神様なのかがまとめられているのが『古事記』という物語です。
気になる本はありましたか?
他にも、神様の本はたくさんあります。
NDCの1類の本は哲学や宗教に関する本にあたり、日本だけでなく世界の神話の本などもあります。
小説など読み物の世界で活躍する神様もたくさんいますよ。
ぜひ、気になる1冊をお手に取ってみてくださいね。
2024-09-26 16:35:53