特別蔵書点検が終わりました。
点検が終わり、データーが出ると一つの数値に注目します。それは<蔵書不明>の数です。
昨年6月~今年6月までの間に不明となった本は46冊でした。この数字・・・
書店では売上高の1%が万引きの被害があるといわれています。この1%という数字を、蔵書数が約8万8千冊、貸し出し冊数が約11万5千冊の明和町図書館に当てはめると46冊という数字はきわめて少ない数字と言えます。この数字から、明和町図書館を利用していただいている方のモラルがとても高いということがわかります。
図書館は誰でも利用できる開かれた場所です。そこでの利用はこの「モラル」に支えられ成り立っています。
現実としてICタグといったシステムの必要性を感じますが、「モラル」はなにより大切にしていかなければならないものだと思います。私たち職員のモラルも・・・です。
利用者の皆さんと、私たち職員の「モラル」の共有、育てていきたいと思います。